点と点

点と点で繋がる時間
連続することはなく

俺たちは共有する

ただの点では表すことのできない
かけがいのない一瞬を

遠い過去から
前進を阻む恐ろしく強い力

どうしたのだ?
今さら戻れるはずもないではないか!

点だからこそ
すぐに振り返えられるが

間に横たわる空白で
俺たちは相応に衰えた

思いはいくらでも交錯する

それでも・・・
もうないのだよ


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来た道

俺達は
いつでも後戻りできる道を歩いているのだ

傷んだら
休むことのできる道をたどっているのだ

早く達することを競うのではなく

足の裏に大地の起伏を
確かに感じることだ

無残に色褪せた紫陽花の花
枯れずにしがみつく姿

君には見えただろうか?

見上げた先に架かる
美しい虹には歓声をあげるのだろうが・・・

俺が
見るべきものを逃していたら

君が
そっと教えておくれ

時間がかかってもやり直すとしよう

来た道は確かに戻れるのだから



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問い

何に負けたくないのだ?

あいつに こいつに?
いいや・・・

平静を装うこの自分に
自分の弱い心に

何に怯え
何を恐れる

自分の人生を
自分の足で踏み固めていない不甲斐なさ

誰かと競ってみても無意味なことを知っている

相手はこの身の中にあり
他人と争うふりで

その真の辛さから
逃れようとしているのだ

俺には俺のやり方があり
結局それしかできないのだから

人の顔色をうかがうよりも
心の内に問うがいい

俺のやり方で
俺に勝てるのか

逃げないで
問い続けるのだ!



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君の名前を

こんな夜は
君の名前を呼ばせておくれ

届くことのない
君の名前を呼ばせておくれ

叩きつける雨が
涙のあとを消し去る前に

この思いが
南風に持っていかれる前に

消えることのない
苦い思い出が

俺を支配している間に

どうか
軽やかに口をついて出るうちに・・・



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驚き

よい思い出も
嫌な記憶も

そうさ

きれいさっぱり
すべて忘れてしまうがいい

笑顔は泣き顔を
泣き顔は笑顔を呼び起こす鍵になるのだから

時が記憶の角を溶かしていく

丸く滲んでいっても
最後まで残る形は大きく

あの一瞬に
こんな力があったなんて

その重みに
今はただ・・・驚いている



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プロフィール

天衣無縫男

Author:天衣無縫男
詩は心の叫び
閉ざされた心を解放できる
前向きに生きていても
澱のように
沈殿している思いがあるんだ

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