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2022.1.6

降りしきる雪

足元を濡らし
寒さに震え

それでも

誰もが来ることに夢中で
帰りのことなど意に介さず

熱気が熱気を呼び
火照る身体

興奮は武道館をつつむ

22曲もあっただろうか?
時は過ぎてく瞬く間に

40年前の同じ時間を過ごしたかったな

あなたはほんとうに素敵です

走る続けることだけが生きることだと
迷わずに答えて・・・ by SHOGO HAMADA


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わざわいの前と後

とりまく有機物や無機物は
一切何も変わっていない

俺たち人間だけが

あたかも悪事をなすがごとく
半分隠した顔で

やっと息だけをしている

必要と不必要を
それぞれが明らかにして

不必要どうしは交わることもなく
ないものとなる

わざわいの前と後
分断の時を俺たちは生きる

大切なものの定義が狭まって
多くの大切ではないものが捨てられていくことを

恐れるのみだ


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変わっていく・・・

俺の中の君は変わることなく
俺だけが変わっていく

君の美しい時間は
いつまでも残されたまま

時々立ち止まっては
後ろを振り返り

小さくなっていくものを
少しづつ 少しずつ 忘れていく

君は恐れるだろうか?
美しい事実が夢と同化していくことを・・・

俺が内蔵する君が
いつまでもそのままでいることを・・・


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悲しいね

言葉は後から後から
途切れることなく湧いてくるのに
一向に体を成さない
悲しいね・・・

かすかな声は確かに聞こえているのに
どこにいるのか感じ取れない
悲しいね・・・

失ったものを取り返そうとする君が
後ろにいるような気がして
何度も振り返ってしまう
悲しいな・・・

悲しみは
大切な人を連れてくる

悲しむことは・・・
とても楽しいことなんだな


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いいんじゃない?

つま先よりも
帽子のつばを見つめてみたらいいんじゃない?

細めた目に
七色が広がるかもしれないよ

打ち寄せる波には後ずさりして
引いていく波を追いかけてみたらいいんじゃない?

いつもの繰り返しの中にも
楽しみがあることに気づけるかもしれないよ

人生は素敵なものだと思ってみてもいいんじゃない?

大事な人とは
いつでも心の中で逢えるのだから

庭先の梅の花が散っていく

風に吹かれなければ
綺麗に散れないといっているよ



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プロフィール

天衣無縫男

Author:天衣無縫男
詩は心の叫び
閉ざされた心を解放できる
前向きに生きていても
澱のように
沈殿している思いがあるんだ

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