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見上げてごらん

下を向いて歩けば

つまずくこともないだろう

水たまりにはまり
足をとられることもないだろう

でも・・・な

優しい星のまたたきや
妖しくほほ笑む月の光に気づくこともできず

街灯に照らし出された
この桜の花の美しさを知らずに過ぎてしまうよ

もったいないじゃないか!
見上げればすぐそこにあるのに・・・

転んで

手のひらが汚れたら
洗えばいいさ

膝小僧をぶつけたら
さすってやればいい

ただそれだけのことだ

小さな心配のために
何気ない喜びを犠牲にするなんて

馬鹿げたことだよ



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天衣無縫男

Author:天衣無縫男
詩は心の叫び
閉ざされた心を解放できる
前向きに生きていても
澱のように
沈殿している思いがあるんだ

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