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来た道

俺達は
いつでも後戻りできる道を歩いているのだ

傷んだら
休むことのできる道をたどっているのだ

早く達することを競うのではなく

足の裏に大地の起伏を
確かに感じることだ

無残に色褪せた紫陽花の花
枯れずにしがみつく姿

君には見えただろうか?

見上げた先に架かる
美しい虹には歓声をあげるのだろうが・・・

俺が
見るべきものを逃していたら

君が
そっと教えておくれ

時間がかかってもやり直すとしよう

来た道は確かに戻れるのだから



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天衣無縫男

Author:天衣無縫男
詩は心の叫び
閉ざされた心を解放できる
前向きに生きていても
澱のように
沈殿している思いがあるんだ

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