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しまわれた手

ステージの君

まばゆいばかりの光を浴び
ため息と歓声を一身に受ける

俺は少し離れた場所で
ただ君を見つめている・・・

互いに少しずつ歩み寄れば
すぐにでも抱き合える距離なのに

欲望にうごめく男女の群れにはばまれて
かえって空間は広がるばかり

俺と君は

同じ場所で
同じ飯を食い
同じ空気を吸っているはずなのに

ほんの少しの違いによって
決して混じり合うことのない世界に生きている

君と俺との世界をつなぐものは

立派な架け橋や
豪華な大理石の廊下ではなく

頼りないが
温もりにあふれた
手と手であるはずなのに

その手は
もう差し出されることもなく

無造作に
窮屈なポケットにしまわれている



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天衣無縫男

Author:天衣無縫男
詩は心の叫び
閉ざされた心を解放できる
前向きに生きていても
澱のように
沈殿している思いがあるんだ

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