君の小さく白い手に触れると
俺の五感は研ぎ澄まされ

君の小さく細い指先を見つめると
俺の心臓は高鳴る

君の暖かい手のひらと
頼りない指だけで

俺はこんなにも感じてしまうのだ

だから・・・

俺の手と
君の手は

重なりあうことが
なによりも自然な姿なのだ



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ゆっくりがいいさ

待て待て・・・

ゆっくりやろう

君は
失った時間を取り戻し
訪れる時間を先取りしようとして
あせっているよ

あわてないことだ

君は
去年より確実に
前を歩いている

振り向くことも
うつむくことも
もう必要ないのだ

人の歩幅と比べることはない
自然な歩みでいけばよい

つまずきそうになったら
俺が支えよう

だから

君は君の人生を
誠実に歩んでいくことだ



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標識のない一方通行

もはや
時を告げるだけで
他に用のない携帯電話を

それでも枕元に置き
膝を抱えて今日も眠る

君とのつながりは
こんな貧弱な機械だけが頼りで

しかも
標識のない一方通行の道を
音と文字がただ流れていくのだ

君よ
なにを想う・・・

俺の
体温も匂いも
喜怒哀楽に彩られた表情も伝わらない

君よ
いつまでうずくまっているのか?

俺はもう
さまよいたくないのだ!



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君に届けよ

君を愛することがなかったなら

俺の人生は
どんなにつまらないものだろう

君に夢中なんだ

空を仰げば
青いスクリーンに君が映り

月を見上げれば
妖しい光の裏側に君を感じる

美しい風景に心が動けば
君のもとで確かめたいと念じ

枯野のような孤独に耐えきれない時は
君がそばにいることを願うのだ

この思い
君に届け!

伝えても
伝えきれない

切ない思い・・・

君に届けよ!


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それだけでいい

愛だとか恋だとか
そんな甘い言葉に惑わされていないで

互いの心にあいた空洞を埋めるために
ただ重なりあえばよいのだ

愛だとか恋だとか
そんなよくわからない言葉に惑わされていないで

互いの心に広がる飢餓状態を満たすために
ただ求めあえばよいのだ

二人がそれぞれを必要としている
ただそれだけでいい

別々の道を歩いていても
時々待ち合わせればいい

心と体は別々ではなく
一体となって混じり合う

その一瞬を大事に積み重ねていけば
それだけでいいじゃないか


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プロフィール

天衣無縫男

Author:天衣無縫男
詩は心の叫び
閉ざされた心を解放できる
前向きに生きていても
澱のように
沈殿している思いがあるんだ

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